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生活習慣病予防のアミノ酸:高脂血症と動脈硬化
血中にコレステロールなどの脂質が多くある状態を高脂血症と言います。
血中のコレステロール値は、アミノ酸の摂取によって改善されると前に述べましたが、アミノ酸摂取どころか何もせず、コレステロール値が高いままに、つまり高脂血症をそのままにしておくと、そこからさまざまな病気を引き起こしてしまいます。
たとえば、血管内に小さな傷ができた場合、そこにコレステロールや血小板が付着してしまうと、血管表面に凹凸を生じてしまいます。
するとまた、そこにはコレステロールや血小板が戯たまりやすくなり、血管はますます狭くなると柚時に、固くなってしまいます。
つまり、コレステロールが多いことで悪循環を起こしてしまうのです。
このように血管が狭くなったり固くなったりした状態が動脈硬化で、血液がスムーズに流れにくくなり、血液がたまったり、また凝集した血小板などがそこにつまってしまうと、血液がそれ以上先に流れていかず、10分以上その状態が続くと、血液の供給を待っている器官や組織において、異常がみられるようになります。
これが梗塞という状態で、心臓の冠動脈で起こるのが心筋梗塞、脳の動脈で起こるのが脳梗塞です。
そうなってからでは、半身麻痺などの後遺症を残すだけでなく、命を落とすことさえあります。
アミノ酸はまさにそれを予防するためにも働きます。
まず、材料となるアミノ酸が供給されると血管自体を丈夫にして表面を保護します。
そしてアミノ酸のなかでもアルギ二ンによって血小板の凝集を防ぎ、血液はさらさら、そして血流がよくなり、コレステロールや血小板などの付着を防止します。
また、血中のコレステロール値を下げるのも、アミノ酸の働きのひとつです。
このように、ひとつひとつの効果が複合的に働いて、次から次へと連鎖的に起きていく血管内の疾患を予防できるのがアミノ酸なのです。
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